すっぽんにはさまざまな栄養価がたくさん含まれています。
女性には喜ばれる美肌効果はもちろんのことですが、男性の精力増進にも効果があるといわれていますね。
そのほか滋養強壮、アミノ酸の含有量も多く疲労回復にも役に立ちます。
まさしくいいことづくめの食材なのです。
こんなに栄養価が高いにもかかわらずカロリーは低いのですからすっぽんが重用されるのも納得できますね。
最近では、女性もすっぽん料理に関心が高くなっているそうです。
そのすっぽん料理では、すっぽんの生き血が欠かせないものとなっています。
いくら栄養価が高いといっても、生き血をそのまま飲むことはなかなか大変です。
苦みと生臭さのほかに塩辛いという人もいます。
ですからほとんどの場合はお酒で割って飲むことが多いのです。
日本酒や焼酎などで割った生き血はほんのり赤く、まるで赤ワインのようです。
アルコールで割るというのは、飲みやすさももちろんのことですが、衛生面でも考慮されたことのようです。
養殖、野生を問わずすっぽんが寄生虫や微生物、細菌におかされている場合も考えられます。
生き血をそのままストレートに飲むことでそれらの危険性を無視してしまうのではなく、まずアルコール処理することで殺菌や酸化防止の作用も期待できるのです。
生き血の栄養価の高さだけに注目して、衛生面での不安に目をつぶるのではなく、しっかり処理した生き血を安心していただくことでより大きな効果がでそうですね。
